馬子古墳群の南部に位置する古墳群。新山古墳を中心としたグループと、築山古墳を中心としたグループに分かれています。
新山古墳は馬見古墳群の中でも初期に築造された古墳で、墳形も珍しい前方後方墳。周囲に同時期の古墳はあまり存在しません。ただし、古墳時代後期の小規模な古墳群が数多く存在しています。
築山古墳は全長210mと、馬見古墳群においては巣山古墳に次ぐ規模。周囲には同時期の古墳が多数築かれており、陪塚(付属墳)であったと考えられています。